注文が減って、仕事が減って、しかし、賃金や固定費の支払いは続くので、利益がなくなる以前い資金不足が顕著となっているので、様々な支援策が実施されようとしています。
しかし、それは、大企業と手同じ、なぜ、中小企業が、大変な状況となるのでしょうか。
多くの人は財務基盤が弱いからだといいます。資金のたくわえが少ない、とも言います。
もちろん、今は緊急事態、中小企業への支援は不可避ですが、本来の制作は、財務基盤の強靭化にあると思います。
戦後の高度成長の時期においては、注文があるので、間接金融で、利子を支払い続けることで長期借入と同等の財務基盤が可能でした。しかし、不安定な環境での財務基盤は、直接金融、内部留保を厚くし、資本を増強するというのが、経営の基本です。
中小企業の資金繰りは、運転資金の不足であり、その原因は売掛回収期間にあります。
金融EDI、とりわけ今後、到来する電子インボイスを中小企業の財務基盤の強靭化、特に運転資金の改善に役立つと思います。
①注文を受ける
②電子インボイス送信と同時に納品する
③電子インボイスをフィンテックサービスを経由して国に送信
④配送会社から配送確認情報をフィンテックサービス会社に送信
⑤国が、即日ZEDI経由で中小企業に支払う、その際に、消費税を差し引く
⑥フィンテック会社経由、国が回収、60日を超えれば延滞税を請求
⑦支払いから回収までの期間の利子を中小企業支援として補助
電子インボイスを活用し、実質的に、国が中小企業の売掛債権を買い入れ、その回収をフィンテックビジネスに委ねるというアイディアです。荒唐無稽と思われるでしょううが、潤沢な資金が金融市場ではなく、確実に消費に使われます。
メリット
(1)中小企業の資金繰りの大幅な向上
(2)電子インボイスを普及させるために、キャンペーンとして、消費税を8%に減税、大手企業にもメリット、電子インボイス導入促進
(3)利子補給相当の予算額は、20兆円の0.1%とすると200億円、これに見合うメリットは、取引データの詳細なビッグデータの収集、中小企業政策に活用
FINTECHの普及により、コストレスを促しキャッシュフローをスムースにすることは重要な事ですが、元来、利益の内部留保が少額な中小企業にあっては、諸々のトラブルが負の連鎖を巻き起こします。 死の谷を払拭するシステムとして最も可能性が高いものは、ネットバンキングの定着と存じます。
返信削除また今回の三菱UFJグループの8000人解雇のような管理組織と企業側の一方的な横暴を阻止するためには、販売促進や利益改善、売上向上のために人材教育をシフトし人材の有効活用を促進することが持続可能へのひとつの道程と存じます。また、さらに、システムの重要性として経営者はもとより、社員全員におけるモラルとコンプライアンスの教育システムの構築も、たいへん重要な要素です。
法やルール、システムは。反面として犯罪におけるザルの仕組の温床となる根本原因でもあり、必ず人権を持つ人間としての社会的存在意義の基本を正しくデータシステム上で反映し運用できることが必要不可欠になります。
ありがとうございます。悩ましいのは、小規模企業、スタートアップ企業のハードルを下げることで、参入容易であることをアピールし、それが新陳代謝をもたらすものという認識も高まりました。
削除しかし、その裏側に、経営の不安定さも同時に伴います。どう両立するか、まさに、これから議論したい点です。、
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返信削除流通小売業界にとって、軽減税率はもちろんインボイスは喫緊の課題
返信削除特に電子インボイスへのアプローチについて中小では対応が難しい状況です。いまだFAX発注が多く、卸・メーカーのハンドリングコストは膨大です。
そこで、いくつかの中小企業が集まっている業界団体で推進評議会を作り
苦手とするERP+EDI→「商流EDI」を推進、既存クラウドサービスを組み合わせ対応する方向性を決めました。
もちろんですが、それをサポートするIT人材育成も急務だと思います。
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返信削除ありがとうございます。受発注のデジタル化と、電子インボイスを平行的に進める必要があります。10年たって、進んだとも、まだ緩慢だとも、思えます。ぜひ、ご支援、ご一緒に進められればと思います。、
返信削除電子インボイスのアプローチは、パブリックなクラウドサービスやブラウザの活用でローコストに浸透可能ですが、使用者側の理解不足と拒否反応が根本原因となります。OSとはなにか? WIONDWS OFFICEとはどのようなものなのか?
返信削除はたまた、マッキントッシュとは? さらには、クラウドという存在の意義と主旨、EXCELの基本操作(演算データの作成と入力)が理解し活用できていないということが、大半の原因と思われます。EXCELにおけるマクロデータという意味も勘違いしている、EXCELの指導者が企業内に多いことに驚かされます。電子データにおけるフラグや、プログラムデータにおける"0"と"1"の構成の基礎について、まったくわかっていない人が多いことに根本的な問題要素が潜んでいます。要は、そもそも加減、乗除の基本的理屈が理解できておらず、一次方程式も解けない大人が、社会や企業で、まともな顔で仕事をしている事に問題があるということになります。デジタルとアナログの相違点などの不理解も同様な根本原因です。
JAVA言語などの専用既成データでプログラミングを構成することは、ラズベリーパイのシングルボードPCを汎用OSを利用し趣味のごとくセットアップする事と基本的には変わりません。
返信削除また物質の流通の基礎、事業上の物流における、カンバン方式、RFID、JITとは何なのか?バーコードの仕組みとは?
そのあたりの基礎知識への、理解不足にも問題の原因が潜んでいます。